本文
JR只見線は、会津若松駅と新潟県魚沼市の小出駅を結ぶ、全長およそ135kmの鉄道路線です。
沿線周辺は国内有数の豪雪地帯で、冬場は移動が難しくなる中、地域の重要な
移動手段としての役割を担ってきました。
しかし、2011年7月に発生した新潟・福島豪雨による甚大な被害が発生し、
只見線も只見川に架かる第5、第6、第7橋りょうが流出しました。
不通となった会津川口駅・只見駅間は、代行バスによる運行が続きました。
一方で、只見線の鉄路による復旧が決定してからは、運行再開に向けて復旧
工事が行われ、2022年10月1日に全線運転再開を果たしました。
従来、生活路線として運行してきた只見線ですが、近年は観光利用が増加しています。
再開通後は生活交通としての利用に加えて、観光路線としての活躍が期待されます。