きゅういがしまけじゅうたく
指定 | 県指定 |
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指定年月日 | 昭和53年4月7日 |
種別 | 建造物 |
所有 | 金山町 |
所在地 | 金山町大字中川字上居平949番地1 |
この住宅は、沼沢地区の五十島家が江戸時代中期の宝暦頃に建てたものを現在の場所に移築。原形を残したまま正確に復元したものです。会津地方ではL字型の民家を「曲がり屋」と呼びますが、この出っ張った部分にはウマヤ(馬小屋)とトイレが設けられていました。雪深い会津地方では、農作業に使う大切な馬や牛を外で飼うことができなかったからです。住居部分の母屋には、板敷きの部屋が2間、茶の間と作業場に使うタタキの土間が2つあり、天井は裏板を張らずに化粧屋根裏にしてある点が特徴的です。