みやざきしょうかんのんざぞう
指定 | 県指定 |
---|---|
指定年月日 | 昭和49年5月7日 |
種別 | 彫刻 |
所有 | 宮崎地区 |
所在地 | 金山町大字中川字居平1786番地(大悲堂内) |
木造寄木造り、高さ約1メートルの等身像です。両眼には水晶で作った玉眼がはめ込まれ、体全体に塗られた漆の上には金箔が施されています。左手には蓮華を持ち、右手は胸の前で手のひらを前に向け、第一、第三指で印を結んでいます。その指先の形がおはじきをする仕草に似ていることから、別名「おはじき観音」と呼ばれ、古くから親しまれてきました。この観音像がいつ建立されたかは定かではありませんが、そのお姿から鎌倉時代中期に中央の仏師が造り、この地の領主が安置したものと考えられています。